ただ今、ココロ塗り替え中。

心理学から自分を変えるプロセス日記

デキる上司、再び参上。

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こんにちは、サッコです。

 

冷たいプールに飛び込みたーい!って位暑いですね。

 

さて、今回は職場でのことを書いてみました。

 

先日、組織変更があり、以前上司だった人がまた上司になることになりました。

 

その人はすごいパワーの持ち主です。
何がすごいって、コミュニケーション能力がすごい。

部下に嫌味なく仕事を依頼するプロなのです。

 

気がつくと、その部下の能力を全て使い果たす位のパフォーマンスを出す仕事をさせる。そして成果を出す。

 

このデキる上司の部下への話し方を解説します。

 

例えば2人だけで話す場合、

まず相手をリラックスさせる為、
先に上司が身体を楽な姿勢にして見せます。


「まぁ、力を入れず話そう。」みたいな姿勢をとります。
自ら先にジェスチャーでゆるく見せることで、相手のペースをリラックスモードにシフトさせます。

 

その上司はよく、
「実はね…」で始まる話からします。

 

そこで、私にだけ(または私達にだけ)話してくれている。
秘密の情報開示になります。
相手に対し秘密を開示して、
安心感と、親近感を抱かせます。

 

話の中で通常業務でない、イレギュラーな難しい仕事のオファーがあります。
(これが上司の真の目的だったりします。)

 

理由としては、
「今担当しているアノ人だと上手くできないと思う、そのために君の力が必要だ。」
または、
「会社でその部分が欠けてるが、それができるのは君しかいない。」

といった具合です。


その理由の説明の中に、また秘密の要素が入っています。

前者だと、今担当しているアノ人にはそんなこと言えないし、後者だと、会社でその部分が欠けてると思っている事も、社内で大きな声で言えないからです。

 

こんな感じで、相手に大きな期待を寄せるのです。

こんな言い方されたら、普通の人はだいたいプライドがくすぐられます。
そしてこの上司にとても信頼されている。それに応えたいと思ってしまうのです。

 

そこで、はっと現実に戻って「そうはいっても、今仕事が多くて、それに充てられる時間が足りない!」という話で断られないように、

 

枕詞をつけて、
「今、君が〇〇で忙しいのはわかってるけど、、、」とつけます。

断られる前に、先に相手に理解を示す言葉を話します。
(ここについては、相手の話を聞いた結果の理解でなく、先に言われるのでやや違和感を持つポイントです…)


そして、仕事の進め方の話の中で最新技術やトレンドの共有があります。

 

〇〇って技術知ってる??

あの新製品のニュース見た??

 

その最新技術の共有をされることで、
人によっての受け止め方は異なるのですが、

 

「私は知識不足だ。
だからもっと勉強してこの仕事をやらなければならない。」

 

または、

 

「とても面白そうな技術情報だ、だからそれを使えば楽しい仕事が出来そう。ゴールは明るそう。」
と思わせる。

 

結果的には、この上司とコミュニケーションをとると、仕事が増えた、または、仕事の仕上りのレベルをかなり高水準まで上げられたのに、
部下は嫌な気持ちになることなく、仕事を受けてしまうのです。

 

書いて整理すると、
改めて、凄いなぁと思いました。

 

期待をかけられて、とても楽しそうに見える仕事を、私だけに秘密でオファーしてきた。と皆がルンルンになって取り組み始めるのです。

 

名付けて、

君だけ特別にプレゼント話法

ですね。

 

思わずネーミングしちゃいました^^;

 

というか、このオファーを受けた部下としては、
その特別な仕事をやっているうちに

 

上司に言われてやらされてる?
or
自ら好きでやってる?がわからなくなるのです。

 

そして、上司の圧力と感じるか、期待と感じるか…

 

でもこれって、部下自身のビリーフ(思い込み)次第なのかと思いました。

 

以前の私は、自分に自信がない状態。

 

認められなきゃ!役に立たなきゃ!

 

と、自分の存在価値を得るために必死でしたので、
この上司と働いていた時は、仕事の成果は出ますが、結果、心も体も疲弊していたのです。


仕事終わったあとの評価も自分でなく、この上司の評価に依存していました。

 

今回この上司がまた上に来ると分かった時は、心が揺れました。
過去の疲弊した日々を思い出したからです。

 

でも過去は過去でもう終わり。

そして、私はいまココロを入れ替え中。

 

そして、私に起こることは
必要、必然、ベスト!

 

この私のココロの変身の最中に、再び近くに来た、デキる上司…

その上司と再び関わることで、何か学び、変わるチャンスなのかもしれません。

 

以前、この上司に言いたいことは、顔色を伺って言えなかった…

 

でもこれからは、上司がどうであれ自分の目的で話す、

必要であれば断るアサーティブなコミュニケーションの力も鍛えていきたい。
そう感じました。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました^ - ^